【インプレ】釣り初心者がEARLY for Surf 109MMHを使ってみた感想
サーフでの釣りを本格的にはじめたい。
本格的なサーフロッドが欲しい。
そんなアングラーの候補にあがるロッドが、ヤマガブランクスのEARLY for Surf シリーズ。
機種は99ML、105MMH/B、103M、105MH、109MMHと複数あります。
その中で今回は、EARLY for Surf 109MMHについて紹介します。
主なスペック
長さ:3295mm(10ft9in)
適合ルアー:8~50g
ライン:PE1~2
重量:195g
109MMHを選んだ理由
私がEARY109MMHを購入した一番の理由は、遠浅サーフ攻略のため遠投性を求めたからです。
10ft9inとサーフロッドの中でも長めのレングスで、遠投性に優れています。
遠くにルアーを飛ばせれば釣れる可能性は上がります。
また、8~50gまでのルアーをキャスト可能なため、サーフで使用するルアーならこの一本で対応できる汎用性もポイントです。
あとキャスティング練習のため、あえて長いロッドをチョイスしたところもあります。
私はサーフヒラメをはじめる前、シーバスロッドでルアーを少し投げたり、餌釣りを少しかじった程度。キャストの仕方もよくわかっていませんでした。
はじめに長いロッドに慣れておけば、あとあとの釣りに活きてくると思ったのです。
使用感について
上述の通り、私はキャスト初心者です。そんな人間の感想だとご理解下さい。
ルアー重量ごとのキャスト感
10~35g→30g前後が気持ち良くキャストできる。フルキャストしても乱れることなく綺麗に飛ぶ。
35~44g→少しためる、なおかつ8割程度の力でキャストした方が、フルキャストより飛ぶ。
飛距離
30g以上のジグ、シンキングペンシル→70~100m(平均80mくらいだと)
ワーム、ミノー→50mくらい
これは完全スキルの問題ですが、初心者でPE1.2号を使うとこんな感じです。
キャストが上達すれば、風向きにもよりますが、コンスタントに90mは飛ばせるようになると思います。
私は一回の釣行で5、6時間程度釣りをします。ほぼ休憩しませんが、ずっとキャストできます。
それくらいキャストしやすいです。
ルアーの操作性
着底した時ティップがしっかりかえるので、よほど荒れていたり、爆風でなければ着底を見逃すことはないと思います。
ただ手元にしっかり着底が伝わるわけではないです。(私が鈍感なだけかもですが)
シンキングペンシルなど、何をしているか分かりにくいルアーは、ティップの入り具合で泳いでいるか判断できます。
(これは私の感覚なので、あくまで参考程度に)
魚とのファイト
一度魚をかけたら、バレにくいと思います。
私はかけた魚を100%釣ることができました。ティップがいい感じにはいって、バイトを弾かないのかな。
バットパワーがあるうえに、よく曲がるので多少強引にファイトしてもバレません。
72cmのヒラメをキャッチした時は、バイトが手元まで伝わりましたし、楽々釣り上げることができました。
感度良し。パワー良し。です。
個人的に相性の良いリール・ルアー
私は現在DAIWAのLT5000番台のリールを使用しています。LT4000番のリールでも良いと思うので、合わせるならLT4000~5000番が良いでしょう。
ルアーは20~40gのルアーが使いやすいです。メジャーどころですが、飛び過ぎダニエルやぶっ飛び君が良いですね。
まとめ
・サーフで使用するルアー全般をストレスなくキャストできる。
・個人的に30g前後が快適にキャストできる。
・飛距離も問題なし。
・繊細なティップで着底など判断可能。
・魚をかけた後はバラしにくい。
・バットパワーと繊細なティップで、多少強引なファイトも可能。
最後に
ヤマガブランクスのEARY109MMHは、初心者にもおすすめできる万能ロッドです。
この一本があれば、サーフだけではなく、陸っぱりからのキャスティングゲーム全般に対応できる汎用性の高いロッドです。
値段は3万円台と、決して安くはないですが、その金額の価値は充分あると思います。
私がEARY109MMHで釣った魚の写真を載せて終わりとします。
ではまた。